株式会社ベルアージュ 取締役社長 河野真依

入社と初期のキャリア
私は、現在のベルアージュパートナーズの前身となるホリスケアアカデミー(現:特定非営利活動法人Social Care Good ホリスケアアカデミー)に平成23年8月に入社しました。入社後はホームヘルパー2級・ガイドヘルパー・介護職員基礎研修・介護の資格取得を目指した職業訓練の養成事業立ち上げと運営の仕組み作りに携り、その後の運営管理を担当していました。
入社から1年後に、代表理事・長谷川からの薦めで株式会社ベルアージュにて放課後等デイサービス事業と高齢者デイサービス事業のマネジメントと新規立ち上げに従事することとなりました。その後は、1年~2年ごとに放課後等デイサービスの新規開設を支援職員の皆さんと一緒に行いながら、既存のデイサービスのマネジメントにも携わってきました。

ベルアージュの事業運営と基本方針について
当社は、対人援助を主力とした労働集約型事業を展開しています。
この事業のマネジメントには「事業運営の管理」や「組織統制と人材育成」が重要であると考えています。事業を営むには、法令遵守や円滑な運営管理、災害や感染症といった外部環境への対応、労働人口の減少に対する雇用定着と確保の推進等に対応できる知識とスキルが必要です。この知識とスキルを身につける為のベースとして、必要なことが『人間力』だと私は考えています。
当社のパーパスや行動指針には『人間力』を養う上で必要な考え方や基本方針が記されています。

ベルアージュは『人間力』を基本とし、私たちのパートナーが一人ひとりに深く感謝し、尊重し合える環境をつくり、今と未来をともにつくっていきたいと思っています。


仕事は学びの場
仕事をするということは、学ぶことでもあると思っています。
仕事に従事することにより、関わった方々に多くのことを学ばせていただきました。そこで得た経験は、私にとってかけがえのない財産になっていると思います。

私がマネジャー職に就任した頃に受講した研修で学んだ『マインド』を今も大切にしています。
『マインド』とは、心や精神を指します。『マインド』には、個人としてのものがありますが、ベルアージュパートナーズの一員としてパーパスを自分事に落とし込んで伝えていくことも大切だということを学びました。企業のパーパスは、組織のマインドだと私は考えます。
仕事に従事している時は、常に当社のパーパスを持ち合わせた言動や行動を考え発信していきたいと思います。そして、共に働く皆さんも当社のパーパスを自分事に落とし込み関わっていただけることを願っています。

今後のビジョン
これからはベルアージュパートナーズの皆さんと共に、社会に還元・貢献できることを実行していきたいです。
20代、30代はたくさんの方から多くの事を学ばせていただきました。40代からは、さらに社会に還元、貢献できる仕事をしたいと考えています。

社会というと広い意味になりますが、例えば会社や共に働く職員の皆さん、地域の方、事業を利用してくださる方や家族の皆さん、事業に関わってくださる方々に対してという意味です。今の事業も社会貢献事業だと思います。これからは、さらに当社の強みを活かし、既存事業の枠を超えたサービスを提供していきたいと考えております。

令和5年7月1日 
株式会社ベルアージュ 取締役社長就任 河野真依